株式会社マネーフォワードは2026年7月9日、「マネーフォワード クラウド会計」において、令和8年度税制改正への対応を実施したことを公式サポートページで案内した。

変更内容

令和8年度税制改正により、インボイス制度(適格請求書等保存方式)における経過措置の内容が見直され、適格請求書発行事業者以外の者からの課税仕入れに関する仕入税額控除の割合と適用期間(2031年9月30日まで延長予定)が変更された。

これに伴い、仕訳登録画面における控除割合の入力方式が変更された。従来の「適格」チェックボックスは廃止され、プルダウンから「適格」「80%」「70%」「50%」「30%」「控除なし」のいずれかを選択する方式に移行している。

なお、あわせて2026年分(令和8年分)の確定申告に向けた画面での情報入力も可能になったが、確定申告書自体の提出機能は、2026年分の様式に対応する2027年1月末頃までは利用できないとされている。

リリース時期

2026年7月9日。なお、本対応に先立ち、2026年6月4日には仕様変更の事前案内が行われていた。

個人事業主・事業者への影響

インボイス未登録の事業者との取引がある個人事業主・フリーランスは、仕訳入力時の操作方法が変更される。控除割合の選択を誤ると仕入税額控除の計算に影響する可能性があるため、取引先の登録状況に応じた適切な選択が必要となる。

インボイス制度の経過措置に基づく控除割合の取り扱いについては、税理士など専門家への確認を推奨する。

出典


本記事はマネーフォワードの公式情報をもとに整理したものです。消費税の申告・仕入税額控除の取り扱いについては、税理士など専門家にご相談ください